2/28(金)アーユルヴェーダ講座~花粉症/アレルギー対策~

まだ寒さは残るものの、すっかり春らしい風や日差しを感じるようになりました。今年も花粉の季節到来です。薬に頼らずに出来る限り快適に、花粉症シーズンを乗り切るためのアーユルヴェーダの知恵をお伝えしていきます。今回の講座では、花粉症やアレルギーが起きづらい身体を作るための、1)食事 2)生活 3)スパイスやハーブなどの薬についてお話します。実践では、外用や経鼻法にも使えるターメリックオイル作りと、おすすめの薬草茶を煮出して飲んでいただきます。アーユルヴェーダがはじめての方でも参加しやすい内容になっています。参加希望の方はお問合せフォームもしくは、InstagramのDMよりご予約お願いいたします。

私は20代前半までは花粉症とは無縁でしたが、今から15年ほど前のある朝、家の近くの公園でジョギングをしていたら、突然鼻水が止まらなくなりました。それが花粉症とは最初は気が付かず、ティッシュも持っていないしどうしよう!!と思って慌てて家に引き返したのを覚えています。でも当時は、花粉症の薬を飲めばいいか、と薬を飲んで問題解決した気持ちになっていました。それから数年間は毎年薬を欠かさず、春を過ごしていましたが、しばらくして台湾に引越し、その後帰国した頃には花粉症が治っていることに気付きました。台湾にはスギが少ないからそこで花粉症にならなかったのは当然といえば当然なのですが、日本に帰ってきてからも花粉症にならないとは??と不思議に思いました。一度花粉症になると、そのあとはずーっと付き合っていく、つまり薬を飲み続けなくてはならないと思い込んでいたからです。

今振り返ってみると、台湾での暮らしが私の花粉症を引き起こすに至ったドーシャの乱れ(アーユルヴェーダ的にみると不健康な状態)を鎮静してくれていたのだ、ということがわかります。例えば、台湾に行く前は長時間のオフィスワークをしていましたが、台湾では朝早起きして午前中は語学学校に行き、午後~夜はセラピストとして働き始めました。規則正しい生活に加えて、仕事内容が大きく変わり、移動も途中から自転車を利用するようになり、身体を動かして汗を流す日々を過ごしていました。食事内容も、台湾では8割くらいベジタリアンになり、職場環境も台湾人の優しい人々に囲まれてノルマもなく、ストレスフリーな毎日でした。気候的にも暖かくしっとりしていて、私の体質にはちょうど良い気候で、その結果花粉症が治っていたのです。

日本に帰国してからしばらくは花粉症の症状はなかったのですが、産後ヴァータの悪化と睡眠不足により、また花粉症が出てきました。しかし、その時にはアーユルヴェーダを学んでいたので、点鼻や食事に気を付けることで、薬を飲まずに乗り切れるくらいで過ごすことができるようになりました。花粉症は薬を飲んだり、現代的な治療はとても進化し、いろいろな選択肢があるようですが、花粉症などアレルギー症状が起きてしまう身体は、アーユルヴェーダ的には健康的なバランスを崩しているともいえます。副作用が少なからずある薬は、長い目で見ればやはり出来る限り取らずに済ませた方が良い!と思います。最近では子供も、大人と同じ割合で花粉症を発症しているというニュースも目にしました。これから何十年と薬を飲み続けなくてはいけないと思うと、その影響はいったいどう出てくるのだろうと心配になります。

サロンのお客さまでもアーユルヴェーダ的対策をすることで、薬の飲む期間が短くなった、もしくは全く飲まなくても大丈夫なったという方もいらっしゃいます。また、今は花粉症になっていないという方も、抵抗力の低下などでいつ発症するかわからないのが花粉症やアレルギーですので、対策をしておくことをお勧めします。しかも、アレルギーが起きにくい身体づくり=健康な身体づくりですので、どなたでも春の季節の過ごし方としても取り入れることができます。ぜひご参加お待ちしています。

日時:2025年2月28日(金)9:45-11:15
場所:藤棚デパートメント(京急戸部駅より徒歩13分/相鉄線西横浜駅より徒歩12分)
参加費:3500円(講座のみ)、5000円(講座+ランチとドリンクセット)

ご予約・お問合せは、お問合せフォームもしくは、InstagramのDMよりお願いいたします。
毎月第4金曜日は、アーユルヴェーダ季節のワークショップを開催しています。その時々に合わせたテーマで、アーユルヴェーダが初めての方も、既に学んでいる方でも楽しんでいただける内容となっています。連続して参加していただくことで、1年間の季節の過ごし方を身に付けることもできますし、気になるテーマのみ単発で気軽に参加していただいても大丈夫です。ランチプレートは、その時の講座のテーマに合わせたスパイスや食材を用いたプレートになっています。ランチも合わせてお楽しみください。